「リビング」

 

僕はリビングでくつろげない。実家にはリビングがあるのだが、そこには多少の気は休まるものの妹が見ている動画の音が気になったり父母の喧嘩など自分の意思では変えられない環境がある。

つまり、僕にとって飲食店やオフィスなどと一緒で他人との空間共有を強いられる場所なのだ。そこではマナーを守ることが求められ、傍若無人な振る舞いは許されないので嫌でも外モードにならざる得ない。
 また、溜まった洗い物や掃除機がけを(父母妹僕の)誰がやるか、そしてやってる人をみて申し訳ないな(でも手伝いたくはない)などを気にしなければならず気が休まらない。

以上の理由で僕の本当に気が休まる場所は自室のみと言っても過言ではないだろう。

しかし一旦自室から出てしまえば外モードにならざるえないので勉強は捗る。そのため最近は大学の課題や勉強などをする時はリビングでやることが多い。このように最近になってようやくリビングをうまく使いこなせるようになった。
発想の転換って大事。 そんな事を思った雨上がりの夜。